こんにちは。草太です。
今回は、平屋の家を多く見せる技をご紹介したいと思います。
平屋の「小屋感」は屋根で調整できる
平屋を設計していて気になるのが、「なんとなく家が小さく見える『小屋感』」です。
2階建の家でも同じ感覚に陥るらしいのですが、平屋だと特に感じることがあると思います。
実際に建築して、柱が立ってしまえば不安は払拭されることがほとんどだそうです。
とはいえ、設計段階で本当にそうなるか不安。。
と気になるのであれば、「屋根勾配」と「母屋上げ」をして屋根を大きくしてみましょう!
屋根勾配を高くすると家が大きく見える
家を大きく見せるテクニックによく使われるのが、屋根勾配を上げることです。
屋根勾配を上げると、屋根が高くなることで家が大きく見えます。
メリット・デメリットはこちらのサイトに詳しく書かれています。
https://roof-partner.com/roof-incline-11554
私のお願いした工務店では「4寸勾配」というのが標準でした。
家の大きさにもよりますが、10万円前後の費用で5寸にすることができるそうです。
(勾配を上げると、屋根や壁の面積が増えるため、料金が上がります。)
ちなみに勾配を上げると、太陽光パネルの発電効率が上がるので、太陽光パネルを検討している人にはダブルでオススメです。
母屋上げでも家を大きく見せる効果が
屋根の勾配は変えず、片側の面積を大きくすることで、屋根を大きく見せることもできます。
片方の建物の高さが上がるため、母屋上げと言われます。
私の場合は、屋根勾配を上げるのと迷い、母屋上げをしてもらうことにしました。
母屋上げを選んだ理由としては、こちらの方が太陽光パネルを多く載せられるためです。
太陽光パネル側の屋根を広くすることで、1列パネルを多く載せられました。
ちなみに費用は、勾配を1つ上げるのとほぼ同じでした。
まとめ
設計していて「思ったより家が小さいかも」と気になったら、屋根勾配と母屋上げを相談してみましょう!
ちなみに、小屋感を相談した設計士さんが、思い切った屋根を提案してくれました。
かっこいいですねー。
予算の都合であきらめましたが。。
ちなみに元のプランはこれです。
屋根でだいぶ印象が変わるものですね。
後日追記
実際の出来上がり写真を乗せておきます。
CGで見るよりも、大きく見えます。
反対側からみた様子がこちら
よく見ると、写真左側の屋根が広くなっていることがわかると思います。
後日追記2
最近、母屋上げ、小屋感のブログアクセスが多いため、「小屋感の心配は上棟まで」という記事を作ってみました。
ぜひ、こちらもご覧ください!