こんにちは。草太です。
今回は平屋の土地探しでぜひ考慮頂きたいことをお話します。
四角い土地の方が安く家を建てられる!
「そりゃそうだ」と思うかもしれませんが、平屋は特に、2階建の家でも、土地はできるだけ四角形、欲を言えば正方形に近い方が家を立てる費用を節約できます。
その理由は3つ。
配置の余地が少ない
特に平屋の場合、土地に目一杯建物を建てることになります。
この時、土地が四角形でないと、活用しようのないスキマが生まれてしまいます。
「上に伸ばす」という選択肢が取れないため、平屋は土地と配置の問題がシビアに出やすいのです。
上の例ですと、点線の部分がに微妙なスペースが出ています。
土地の形をどれだけ活かせるかは、設計業者さんの腕前に掛かっているところでもあります。
土地探しの段階から業者さんに相談するのがよいと思います。
私も工務店さんに何度もプラン作りをお願いしてしましました。
建物も四角い方が安い
意外ですが、建物は正方形でないと、追加料金がかかります。
私のお願いした工務店では「間口・奥行差変更工事」という名前で、両辺に差があるほどお金がかかるのです。
理由は、正方形よりも長方形の方が「壁」をたくさん作らないといけないから、だそうです。
角が多い建物は高い
もう一つ、「入隅工事」というものがあり、角を作るほど追加料金がかかります。
理由は、角の部分の壁を作るのに、防水加工などの手間がかかるため、だそうです。
余計な角のない、四角形の家ならこの入隅工事は不要です。
話を聞いてから、角の多い家を見るたびに「入隅がんばってるなー」と思ってしまいます(笑)。
設計図を見ても、建物は四角く作るのが基本ですから、隅は少ないに越したことはないでしょう。
おそらく、隅の多い家は、外壁の耐久性や外壁工事の費用にも響いてくると思います。
と、いろいろ書きましたが、費用の項目も施工業者さんによって異なると思いますので、こちらの記事を参考に積極的に業者さんに相談されるのが、よいと思います!