こんにちは。草太です。
先日、国土交通省から「土地取引状況調査票」というものが届きました。
この調査票の結果が、国土交通省の公示地価になるんですね。
土地総合情報システムは、土地の検討の際、かなり参考にさせて頂いて恩恵を受けてますので、きちんと回答したいと思います。
ちなみに、書いててハマったのは、「住居表示」だけでした。
区画整理された土地などは、登記簿にある地番と住居表示が異なることがあるようです。
気になる方は、法務局に電話すると無料で地番から住居表示を教えてくれます。
土地取引状況調査票について
ちなみに、この「土地取引状況調査票」提出は義務ではありません。
出さないと、催促の来るらしいですが、無視しても構わないものです。
実際のところ、3割くらいの方しか提出していないようです。
メリット
調査票に協力することによるメリットは、ほぼありません。
強いて言うのなら、公示価格の精度向上に貢献し、土地取引の健全性に役立つことができる。というところでしょうか。
デメリット
デメリットは、記入の手間が掛かるという点と、土地取引に関する情報が外部に出てしまうという点があります。
もちろん、情報は個人が特定できないように加工されて、保管されるようです。
ただ、ちょっとだけ心配なのは、2017年にこの「土地総合情報システム」が不正アクセスされて数千件個人情報が流出したかもしれない問題があったことです。
私は情報システムに関わる仕事をしているので、Apache Struts2の脆弱性問題はよく知っていますが、脆弱性の問題が明るみになったのは2017年3月のことです。それから6月まで対応を怠っていたことについては、ちょっと残念ですね。
せっかく、土地取引の透明性を高めるよい仕組みを作ったのに、情報が集まらないと利便性が高まりません。
ちなみに裏面はこんな感じです。
ちょっと面白かったのが、記入例にある、国土交通省の土地価格です。
2.4億円(笑)
記入例として適切なんでしょうかw
平米単価も、800万円と、高額ですね。
でも都心に287.5m2なら、相場なんですかね。
と思って調べてみました。
資料は平成27年のものですが、1m2あたりの単価は1,060万円だそうです。
相場どころか、安いくらいだったんですね。。。